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訓練校入校までの手順(在職者編)


まず、ここでいう「在職者」とは職業訓練申込みの時点で雇用保険の受給資格がまだない人と定義します。すでに雇用保険の受給資格がある方は、こちらの記事「訓練校入校までの手順(失業者編)」をご覧ください。

在職者の場合は失業者とちがい、勤務先の都合など自分だけではどうすることもできない不可抗力に左右される可能性もあります。なので、しっかりと計画をたて、慎重に準備を進めていきましょう。以下に手順をご説明します。

  1. 情報を入手する
  2. 入手した情報を参考に、受けたい訓練コースを決める
  3. 行きたい訓練校を見学する
  4. 訓練校の開始日に合わせて退職日を調整する
  5. 受講申込書(名称が異なる場合も、ここではこれで統一)に必要事項を記入する
  6. ハローワークで求職申込みをする
  7. 担当窓口で受講申込書を提出する
  8. 選考を受ける(面接や検査などがある場合)
  9. 退職する
  10. 失業の認定の手続きをおこなう
  11. 合格したらハローワークで手続きする
  12. 入校式(入学)

1.情報を入手する

くわしい情報の取りかたは、こちらの記事「職業訓練の種類と選び方」をご覧ください。注意点は、訓練開始日から1~1.5ヶ月前に申込み締切日を設定する訓練校がほとんどなので、行きたい訓練校の開始日(開始月)から2ヶ月前には調べはじめるのがベターです。

ただ、あまり早いとまだ募集要項が出ていない場合があります。そのときは窓口で訊くか、「平成◎年 職業訓練 (都道府県)」などと検索すると、過去の募集要項を載せている自治体が少ないながら出てくるので、それを参考にするのもいいでしょう。
※例:東京都千葉県

2.入手した情報を参考に、受けたい訓練コースを決める

講習内容の詳細をパンフレットなどで確認します。その際、講習内容だけでなく訓練校の場所など、無理なく通学できるかなども検討しましょう。
※参考記事「職業訓練を受けるメリット」「デメリットはあるか

3.行きたい訓練校を見学する

行きたい訓練校を絞ったら、見学会の日程が記載されていないか確認しましょう。なくても随時受付けている所が多いので、電話で直接確認し予約をいれます。

当サイトの記事「見学会には参加しよう!」にも記載しましたが、見学会参加は訓練校合格へのパスポートとみなしても過言ではありません。現場を隅々まで確認するためにも、ぜひ参加してください。

4.訓練校の開始日に合わせて退職日を調整する

この調整がいちばん重要になってきます。とくに、退職して間をおかずに職業訓練を受けたい場合、いろいろ注意すべき点があります。

a.雇用保険の受給資格を得る日
b.待期期間の存在

訓練初日と雇用保険の関係図

a.雇用保険の受給資格を得る日

職業訓練は、訓練開始日に雇用保険の受給資格がないと合格取り消しになります(図のa)

そして雇用保険の受給資格を得るためには、ハローワークの担当窓口で「離職票」を提出しなければなりません。この「離職票」が曲者です…

離職票は、法律では退職日の翌日から10日以内にハローワークに提出しなければならない、と企業に課せられています。しかし、この罰則が機能しているとはいいがたく…(ホント困ったもんです)ひどい場合は1ヶ月後にやっと提出した、なんてこともよくあります。


ここからは余談なのですが、企業側の本音としては…
・給与の締め日と一緒に(離職票の)手続きしたい
・ほかの書類と一緒に離職票を発送したい
…だから、しばらく待ってくれ…と(怒

しかし、企業ばかりを責めるのもあんまりなので(笑)企業がちゃんと離職票を提出したとしても、ハローワークが一番混雑する4月は離職票の確認が遅くなり、結果として離職票が手元に届くのが遅れることはあります。

なので3月末頃の退社を予定している方は、いっそう余裕をもって準備したほうがいいですね。退職日を決めたら、総務課など担当の人に離職票発行の日数の目安を訊いてみるのが確実です(訊きづらいこともあると思いますが…)。

上記のように、時期によって発行に日数を要する場合があるので、今後のスケジューリングの目安になります。また、退職証明書は必ずもらっておきましょう!理由は手順9で後述します。

b.待期期間の存在

雇用保険の受給資格を得てから7日間は「本当に失業しているのか?」を確認するための待期期間というものが設けられています。

そして、この期間は雇用保険の基本手当の支給対象外となります(図のb)。この待期期間に訓練が始まった場合、最初の数日は手当(基本、受講、通所)がいっさい支給されないということになります。

以上、上記「」「」を見越して、退職日を逆算する必要があります。

5.受講申込書に必要事項を記入する

見学会に参加し、行きたい訓練校を決めます。受講申込書に必要事項を記入しましょう。委託訓練の場合は、冊子の巻末に受講申込書がついていることもあります(写真参照)。

または「職業訓練 受講申込書 (都道府県)」で検索すると、申込書のPDFがダウンロードできる自治体のサイトもあります。これをプリントアウトして記入してもいいでしょう。
例:東京都千葉県
※パンフレットを余分に3部くらいもらってくれば、書き損じがあった場合も安心です

委託訓練コース受講申込書

6.ハローワークで求職申込みをする

『これから積極的に就職活動を始めます』という意思表示カードとして、窓口で求職申込みをします。その際「希望する仕事」欄に行きたい訓練コースとかけ離れた仕事を記入すると、受講指示がおりず職業訓練を受ける資格が得られなくなる場合があるので、注意しましょう。

ハローワークインターネットサービスに記入例(求職申込み手続きのご案内)があるので、前もって確認しておくのもいいでしょう。

7.担当窓口で受講申込書を提出する

担当窓口で受講申込書を提出します。求職申込みのあとに行なうとスムーズです。ちなみに郵送では受付けてもらえないので、面倒ですが窓口まで出向く必要があります。その際、持参するものは以下です。忘れないようにしましょう。

  • 受講申込書
  • 証明写真(縦4cm×横3cm)…受講申込書に貼って提出する場合あり

申込みのあとに担当者から合格後の手続きについての説明と配布物を渡されます(写真例)。

合格後のご案内

8.選考を受ける(面接や検査などがある場合)

選考方法は、コースや訓練校によりさまざまです。面接、書類選考、筆記試験、適性検査などが、単体か複合で選考に用いられます。面接と書類選考については、基本的な考え方は一緒です。
訓練校の本音を知る」「職業訓練に合格するには

それぞれの選考方法について、別記事「選考種別対策」にまとめましたので、ご覧下さい。

9.退職する

退職する前に、念のため離職票を早めに送ってくれるよう、総務課など担当の人にヤンワリ頼みましょう(笑)理由も添えて。死活問題ですからね。あと、退職証明書をまだもらっていない場合は、忘れずにもらいます(理由は後述)。あとは、離職票が自宅に届くまで待ちます。

2週間過ぎても届かない場合は、もう一度元勤務先へ催促しましょう。それでもまだ遅くなる場合は…ハローワークへ相談しましょう。ハローワークから元勤務先へ催促してもらえます。

それでもまだ届かず、訓練初日に間に合うか微妙になってきた場合。そのときはハローワークへ急行しましょう!そして雇用保険の「仮申請」という特例で受け付けてもらいましょう。

その際、退職時にもらった退職証明書が必要になります。こういう時のため、退職証明書は必ずもらっておきましょう(しつこいですが、大事なことなので…)!
以上、経験者である管理人からの提言でした。

10.失業の認定の手続きをおこなう

離職票が手元に届いたら、すぐにハローワークの担当窓口で手続きし、雇用保険の受給資格を得ましょう。その際、持参するものは以下です。忘れないようにしましょう。

  • 離職票1、2
  • 印鑑
  • 写真(縦3×横2.5の正面上半身)2枚
  • 本人確認、住所及び年齢を確認できる、写真つきの官公署発行書類
    (運転免許証、住民基本台帳カード(写真つき)等)
  • 本人名義の普通預金通帳(郵便局も含む)

…これらすべてを忘れず持参しましょう。この手続きが済めば、あとは合格を祈るのみです…

11.合格したらハローワークで手続きする

さて、めでたく訓練校に合格したら、再度ハローワークの担当窓口で手続きします。手続きする日程や詳細は、手順「7.担当窓口で受講申込書を提出する」であらかじめ決められているので、絶対に忘れないようにしましょう!もし忘れた場合は、せっかくの合格が取り消されます。もったいないですね。

12.入校式(入学)

訓練校で、訓練初日は入校式を行います。通学時の諸注意、また通学経路の申請も受付するので、あらかじめ利用する交通機関を調べておきましょう。


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